真言宗には多くの年中行事があり、精周寺においても一年を通して様々な行事を行なっています。
ここでは代表的なものを紹介していきます。
大般若法則という経典に則って皆様の御祈願の成就を願います。一年二十四節ある中でも節分は最も大切な一節です。
法要の後、お一人ずつ御加持致しますので、特に厄年の方は御参加をお勧めします。
豆まきだけの御参加でも遠慮なくお越しください。
彼岸とは三途の川の対岸にあります。かの岸には懐かしい御先祖様がおわします。
私達の暮らす迷い多き此岸でも、今こうして元気でいることを報告する大切な日。
是非ご家族でお越しください。
当山はペット霊園を併設しております。一年に一度観音堂三本尊の一つ馬頭観音様に全ての獣魂の慰霊を願います。
生きとし生けるもの全ての命の尊さを感じる法要です。各宗派に対応する法要を致します。
外護摩を手法致します。お不動様と対峙して古札・古塔婆の御祈願を致します。
護摩の炎は心に優しく、その立ち上る煙は清らかな精神となって皆様をお包み致します。
特に御祈願をお持ちの方は、その旨お伝えください。
小さな仏さまや水子さまの供養法要です。
一年に一度「賽の河原和讃」をお唱えする日でもあります。
御本尊様は地蔵菩薩様。お地蔵さまは慈悲の一仏、慈しみに包まれる日とお感じ下さい。
盂蘭盆会の解釈には諸説ありますが、当山では8/13がお盆のお中日。
ほぼ全ての檀家さんが納骨位牌壇・お墓にお参りされます。
仏壇に精霊棚を飾り、一年に一度お戻りになる御先祖様の霊を弔います。
8月に入ると棚経が始まり水仏を持参してお参りさせて頂きます。
お施餓鬼の由来は「盂蘭盆経」に由来します。「目連尊者」が自らの母が餓鬼道に落ちて苦しむ姿を見てお釈迦様に救済を求めたところ、迷いの者に馳走をふるまうよう示されたそうです。
当山の施餓鬼棚にはキュウリの馬と茄子の牛が必ず施されます。
「馬で少しでも早く戻ってきてください。お帰りはゆっくり牛で・・・」
なかなか良いと思いませんか。
お施餓鬼は心の通った先祖供養の法要なのです。
当山の御本尊のお祭りであり、大祭と呼ばれます。
二箇法要という声明をお唱えし胎蔵法という手法にて、一年間無事過ごせたことに感謝の意をお伝えいたします。
檀信徒の皆様には是非ご参加いただき御本尊様の威徳をお感じ頂きたく思います。
彼岸は春と秋、一年に二回あります。季節の変わり目、体調も変化するといわれます。
一説には潮の満ち引き・磁力の変化等、様々な要因があると考えられております。
そのような時期だからこそ、ご先祖にお会いして心豊かに過ごす。元気でいると報告する。
お寺参りの道すがら、「来てよかった」とお感じになると思います。